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2013-04-27

切れ端②

 
 
 
 
前回記事に、切れ端(ハギレ)について書きました。
 
今日も、その利用方法について少しだけ補足。 
 
 
 
 
 
溜まりに溜まったハギレは、写真の様に
時間のある時に繋いでおいたりもします。
 
 
素材も色々だったりしますが、繋いで生地状にしておくと
早く使わなければと、尚更思う訳です。
勿体無いと思う訳です・・・。
 
 
 

 
 
 
繋いでパッチワークにしたものに
また更に手を加えたりすることもあります。
 
 
パッチワークをした生地を使って作る作品は
手作り感溢れるものに生まれ変わります。
 
 
繋ぎには少々時間を要しますが、
どんなに高級な織物や布にも、引けを取らない表情を見た時
ハッとさせられます。
そして、創造意欲も高まります。
 
頑張ります・・・(笑)
 
 

2013-04-20

切れ端

  
 
 
 
基本、どんな布でも
パッチワークにしたりして最後まで出来る限り使います。

↑上の写真、モン族のスカートの切れ端もその一つ。 

極小の切れ端までは、なかなか使えない。
なにかアイディアがあっても、それを使って何かを作る時間も
なかなか見つからない。
 
 
 

 
 
切れ端が入った袋の中に、こんな可愛いポリエステルの生地と
モン族の刺繍を繋げてある切れ端を発見・・・。
 
 
ペンダントTOPを即興で作る。
 
 
まだまだ使える。
だから捨てられない・・・。


 


 
アトリエにも、生地ストック部屋にも
幾つもの袋が山になって重なっている。
 
いつ崩れてもおかしくないくらいの膨大な切れ端。

それらも大事な大事な素材・・・。


さて、今日は何が出来るかなぁ~。

 



2013-04-19

タイのおやつ

 
 
  
 
 
タイのおやつは
素朴なものからカラフル・ケミカルお菓子まで幅広い。
 
  ↑ これは、ただバナナを蒸したもの。

 
バナナの種類もいろいろありますが、調理方法もいろいろ。
蒸す。焼く。揚げるなどなど。
 
 
私は、素材の味を生かした・・・
素朴で・・・
調理方法は至ってシンプルで・・・

そんなおやつが好きです。


 
 
で、
これは立派なメロン。
 
 
も一つおまけで、甘物をご紹介。
 
 
 
 
この立派なメロンが主役ではないっ!?
 
名前からすると、主役ではない様子・・・。
 
メロンが主役だろ?と、私は思っている(笑)
 
 
タピオカ粉や米粉で作ったグリーンのニョロニョロした物体が主役らしい
ココナツミルクの冷たいデザート。
 
ロー(ト)・チョン・テン(グ)・タイ 
 
そんな名前の甘物です。
 
 
ニョロニョロの名前は、ロート・チョンという。
 
味自体は余り無くが弾力性があってつるっとしている。
 
グリーン色は、パンダンリーフ(タイ語でバイトゥーイ)から取った色素ですが
今の時代、ケミカルな色素で色付けしているところも多いでしょう。
ケミカル王国ですからね・・・。
 
 
メロンの名前は、テング・タイ(タイメロン)という。
 
このメロンが絶品。
日本には無い品種かと・・・。
 
何ともいえない柔らかい歯ごたえ。マイルドな味。
香りがよいメロン。
 
 
ハマる旨さです(笑)!
タイにお越しの際は、是非お試しを~。
 
 

2013-04-18

ブラブラ~

 
 
 
 
数ヶ月前になりますが・・・
お休みの日に、久しぶりにニンマンヘンミンという界隈へ。
 
日本で言うと原宿?表参道?
などと言われているそうです・・・(どう見ても、似ても似つかない)
若干お洒落チック?な街をブラブラ~。
 
 
 
↑ 上の写真は、ニンマンヘンミン・ソイ5にある
アンティーク製品を扱うお店。名前は知りません(汗)
新しいお店です、多分・・・。
値段も立派ですが、珍しいホウロウ製品がたくさんありました。
 
 
 
 
 
 
↑ 上の写真は、以前からお気に入りの・・・お店の名前、知りません。
(私は勝手に、毛沢東の店と呼んでいますw)
ニンマンヘンミン・ソイ1
中国雑貨などを扱っているレトロでカワイイお店です。
 
 
 
 
更にブラブラしていましたら・・・発見!
 
ハワイアンキルト風?
ベットカバーです。
 
ベース生地はオフホワイトで黒の糸でステッチしてあります。
 
これでバックを作ってやろうか?とニヤニヤ衝動買いです。
ベースがナチュラルなので、部分染めもいいかなって・・・。
 
 
 
 
 
関係ありませんが~
自分のお部屋用にウサギのフックを購入。
ニンマンヘンミン・ソイ2にある Gingerというお店。
 
ウサギ、結構リアルです(笑)
 
 
 
エスニックなお店が増えてましたね。
流行なんでしょうか?
 
チェンマイもバンコクに見習えとばかりに・・・
少しづつではありますが
センスを感じるモノやヒトが増えてきています。
 
既製品と一緒に、手作りした商品も結構並んでいたりするんです。
 
チェンマイは手作りの街でもあります。
バンコクにはない良さが沢山あるところです。
 
そういう価値観をずっと大事にして欲しいな・・・と思いながら
ブラブラしていた一日でした。
 
 


2013-04-11

いよいよ・・・

 
  


本日も恐ろしく暑いチェンマイです。
雨が全く降りません。



明日から、いよいよオメデタイ?
いや・・・迷惑な?騒がしい?

ソンクラーン(タイの正月)がやってくる(笑)
 
 
今日は、中国の神様にお供え。
賑やかに祭ります。
 
 


このお供え物も、お供えが終わったら
ちゃんと料理し直して食べるのです。

3つの建物分のブタさんの頭、6頭分あるので料理も大変・・・w

私は見てるだけ(笑)

スタッフ全員でご飯を作り食べて、お酒を飲んで、歌い、踊る?
 
私は歌わないし踊らない(笑)



そして明日からは
一年の中で最大のイベントが。

水掛け祭り・・・。

チェンマイは、タイの中でも特に大騒ぎで有名です・・・。
 
飲み過ぎ?食べすぎ?

水掛け過ぎ?

子供も大人も、おだち過ぎ?(調子に乗りすぎ)


川で溺れるし、酔って交通事故。
 
水掛けも容赦なく、通りがかりのバイクは転倒。



毎年100人?(事実かは不明) は死亡するといいます。

いい大人が、子ども以上に盛り上がるのは
いい加減やめましょう~。


厳かな伝統は
無くなりつつあるタイ王国です・・・。


とりあえず

サワッディー・ピー・マイ

(タイ語で、明けましておめでとうございます)




アフガン・キリムのバックとその他

 
 
 
4月6日にアフガン・キリムのバックについての記事をアップしましたが・・・

その後、少しづつ選りすぐりの織物や刺繍布で
バックが出来上がってきています。


 
 
 
 
この刺繍の布は、2月6日の記事にアップしている
チャイナ・モン族の刺繍布です。
 
ベースの生地には、コットンヘンプのナチュラルな色を合わせました。
 
 
オリエンタルな大人のバックですよ。
 
 


2013-04-10

Baby Shoes


 






Baby Shoes
 
 
モン族の生地で作った赤ちゃん用の靴。
 
 あまりに小さい。
あまりに可愛い。
 
 
私が履く訳ではありませんが、買ってしまいました(笑)

ちょっと小細工してみようかなと・・・。 
 
 


2013-04-09

タイの石鹸

 
 
 
皆さん、毎日石鹸をご使用かと思われます。
 
 
石鹸は人それぞれ・・・
肌に合うか合わないかで決めているのではないでしょうか?
 
タイには、色々な種類の石鹸が豊富にあります。
ハーブなどが入った石鹸も豊富なんです。
 
胡散臭い石鹸もたくさんあるんですが・・・
純粋に自然のモノだけで作られていると謳っている石鹸も
実際はそうではないモノが多いのかもしれませんけどね。
 
 
近年、ナチュラル志向で、手作り石鹸が大流行です。
私も、友人などから手作り石鹸をよく頂きます。
それはそれで良いものです。
 
ま、今日はその話は置いておきまして・・・
 
 
私が日常使っている石鹸をご紹介します。
 
その辺の市場にも何処にでも売っている安い石鹸。
一個15バーツ(日本円で45円程)
 
 
写真上の石鹸は
タマリンドというマメ科の植物と塩が混ざっている石鹸です。
 
タマリンドには美白効果があります。
塩が入っている為、スクラブ石鹸のようです。
 
最近はこれで、毎日洗顔していますが
肌がツルツルしてきました。
 
余談ですが・・私、どさん子で
元から肌が白いので
美白効果の方は、イマイチわかりません(笑)!
 
 
写真下の石鹸は、ジンジャー石鹸です。
 
多分、ミントも入っているかと思われますが
慣れないうちは、ジンジャーのツーんとした匂いが鼻を突くかもしれません。
ジンジャー効果で、洗い上がりがさっぱり。
シャワー後は涼しい感じです。
暑い夏には、この石鹸でカラダをゴシゴシ洗います!
もう、6.7年愛用しております。
 
 
友人などから、タイのお土産で石鹸を買いたいのだけどオススメは?
と聞かれることがよくあります。
 
ワザワザ高いお金を出して、有名店の石鹸なんか買わなくていいよ。
どうせ、ナチュラルとか言ってるけど疑わしい感じがするし。
 
で、迷わず
この2つを薦めています。
 
 
石鹸は、高い安いの問題ではない気がします。
自分の肌に合えばいい・・・。
 
美容の話をすると、少々熱くなるので
この辺で・・・(笑)
 
 

2013-04-08

Blogger

 
Bloggerにお引越し。
 
Bloggerは、以前のブログには無かった利点もあって
至ってシンプルで使いやすい。

まだまだ日本人の利用は少ないらしい。
 
 
その中で、国別ページビューをチェック出来るのが面白い。
 
 
自分のブログをどっかの国の人が見ている・・・。
 
 translation 翻訳の機能を使って見ている?
海外に住む日本人が見ている?
 
私の場合、日本よりタイで見ている人が圧倒的に多いらしい。
 
誰にも言ってないのに・・・(汗)
 
 
↓ こんな感じで見ることが出来るんです。
 
カナダ以下はまだあるんです。
 
ウズベキスタン、タジキスタン、ベネズエラ・・・
 
間違ったんでしょうけどね(笑) 
 
 
 

ブログの閲覧者が多い国のグラフ

項目ページビュー
 

 
 
タイ    1312

日本    566   

アメリカ  143

ドイツ    32

大韓民国   25

ロシア    10

ブラジル   2

フランス   2

ルーマニア  2

カナダ    1
 
    

 
   

 
 
 
 

 
 

 
     

 
 

 

 
 

 
 
 
 
 

 
 

                      
                         
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 
 

 

2013-04-06

アフガン・キリムのバック

 

 
 
久々に店頭に出す予定の商品。
その一部をご紹介します。
 
 
 
アフガニスタンのアンティーク・キリム。
落ち着いた色が素敵です。
 
 
遊牧民が、馬やロバの背中につけて荷物を運んだりする
『ドンキーバック』 又は、『サドルバック』 
というものがあります。
 
動物の背をまたいで使うバックなので
両サイドに袋状になっています。
 
ウール100%で丈夫な袋なのですが、
分厚く硬いので、バックのパーツとして使うのも
なかなか至難の業。
 
サドルバックは、産地により、柄や織りが違います。
 
 
 

 
 
今回、そのサドルバックの
柄の綺麗なところを裁断して、バックのフタの部分に使いました。
 
ベースには、薄茶のキャンバス地を。
そして部分的にレザーを使っています。
 
 
ポケットがいっぱい・・・
いっぱい過ぎたかもしれません・・・
 ってくらい、収納上手なバックです(笑)


こちらのバック、いろいろなタイプが仕上がる予定です~。

 


2013-04-05

原点

 
 
 
 
あれから相当な時間が流れたなぁ・・・。
 
私は、デザイナーさんと組んでお仕事をしていた時代がありました。
 若き日の頃のことです・・・(笑)

画を描いたり、鉄などの素材を使ってオブジェや照明などの作品を作って
恐れ多くもお金を頂いて生活していた頃がありました。

それらのものは
自分の描きたいもの、つくりたいものを形にするというのと訳が違います。
クライアントのニーズに合わせてものづくり。

これが私の
デザイナーとしてのものづくりの仕事の原点だったように思います。


 


それを辞めてからは、つくるものが変わって
住む場所も変わって
また作るものが変わって・・・

しかし現在も、やっている事はなんにも変わってはいないんですよね(笑)


atelier renをオープンしてからようやく
自分の世界観を形にする仕事が出来るようになった訳です。
 


 


去年の暮れ辺りから、2013年には是非にやりたい事がありました。
 
そろそろ重い腰を上げて、画を描き始めたいと。
もう一度、原点に立ち返って見るべきだとも思ったからです。
 
  
しかしもう、4月・・・
キャンバスなどを買い揃えていたものの
日々のやるべき仕事をこなしているのが精一杯で
なかなかここまで辿りつけなかった。
 
 今日、朝起きてふと思う。
そんなことをしていたらいつまでたっても描けないな・・・。
 
 今日は吉日か?

部屋にあった15cm×40cmの小さなキャンバスを
仕事部屋に持ち込み、思いのまま?思いつきで?
まずは下地作りから始めることにした。

そして今日からは、自分の描きたいものを描けばいい・・・。
 
 お昼ご飯を食べてからも作業を少し続行・・・。


 

 
私、ニヤッとした。
 
作風はやっぱり変わらないのか・・・。
 
表現したいものは永遠に変わらないのか・・・。
 
平面でも立体でもやっぱり同じなのか・・・。
 
自分って単純なのか・・・(笑)
 
 
この画の完成まで
原点に戻っていろいろなことを考えながら
この一枚を描ければいいなと思っています。
 
実際、即興が好きなんで
そんなに深くは考えてないんですけどね・・・。
 


2013-04-03

2日前の晩ご飯

 
 
 
 
2日前の晩ご飯。
 
 
クッティオ・ラートナー
 
日本語で言うと
米粉の幅広麵あんかけ?
 
 
 
昼ご飯も、夜ご飯も・・・食べるものにいつも困る。
タイ料理にもう飽きている・・・。
仕方ないけど、飽きている・・・。
 
 
 
迷ったところで仕方ない。
やっぱりタイ大衆料理になる確率が高い訳です。
 
 


日本の中華料理にある・・あんかけとは
見た目にもチョッと違いがあるのが分かりますか?
 
よくよく見ると、あんの具合がゼリーっぽい。
そう表現するのが一番分かりやすいだろうか・・・。
 
その違いは、タピオカ粉。
タピオカ粉でとろみをつけるとこんな感じになる。

見た目はゼリーみたいな・・です!
ちゃんとあんかけにはなっていますよ。

でも私は当然、片栗粉のあんかけが好きです・・w
 
 
写真の店の味は、淡白で薄味。
お酢や唐辛子、ナンプラーなどで自分の好きな味に調整して頂きます。
 
老舗のラートナー屋さん。
もう15年以上前から食べていますが
ここのは、いつも味が変わらない!
 
タイ人にしては凄いことだ(笑)
 
 
このラートナー、まだ食べたことがない方は是非食べてみて下さい!

タイを何度も訪れながら、未だ食べたことがない友達へ
この記事をUPしましたぁ~(笑)
 
 
味はお店によりかなりの違いがあるかもしれません。
美味しいところは・・・少ないと思われます(笑)
 
 



2013-04-02

カレン族の織物

 
 
 
 
昨日に引き続き・・・織物のお話。
 
今日は出どころがハッキリしている(笑) 
カレン族の織物について。
 

普段私たちは、カレン族系部族全体を総称で
カレン族と簡単に言いますが
厳密には・・・

赤カレン・白カレン・黒カレン・その他のカレン
と別れています。

同じ部族でも、居住地域は勿論
宗教・言語・習慣・衣装もかなり違います。


写真の織物は白カレンのもの。
白カレンもまた更に大きく分けると、ポーカレン・スゴーカレンに別れます。

と、詳細が複雑過ぎるのでこれくらいにして・・・。


上の写真のようなシンプルな織物は、ポーカレンのもの。

カレン族は全体的に、シンプル・イズ・ベスト?
しかし実は、細かい刺繍なども得意で、コワザが利いています。

色のセンスがニクイです、シンプルでニクイです(笑)
 
と言うことで、私が好きな山岳民族の一つです。
 
 
 
 
残念ながら、織物(生地状のもの)として
あまり市場に出回らなくなりました。最近は稀です・・・。
 
上の写真は、そのあまり出回らなくなったカレン族の織物を
出逢う度に買い集めた・・・ほんの一部です。
 
 
カレン族は糸を紡ぎ、染色し、生地幅の狭い織り機を使います。
たいがいは、斜めがけのズタ袋風のバック
ポンチョなどの製品にしてから売っていることが多いです。
 
 


こちらはその・・ズタ袋風のバックです。
(折りたたんであるので、分かりづらい・・かも・・)
 
色も綺麗なんです。
日本人が好みそうな色です。
 
 


これはアンティークのポンチョ。
スゴーカレン族のものです。
 
 
木の実のビーズを刺繍とともに細かく飾り付けています。
状態もとても良いです。
 
 
 
 
糸以外の素材を使って刺繍を施すのは
この辺一帯の山岳民族では・・・スゴーカレン族とアカ族くらいでしょうか。
 
木の実が付いたポンチョのお値段は、やっぱり格別にお高い。
 
このポンチョは、極力裁断せずにバックに。
ベースのインディゴがいい味出してます~。




2013-04-01

本日の出逢い⑤

 

 
 
ミャンマーからやって来た・・・
どこの民族織物なのか・・・
判らない・・・

いま分かっていることは、この織物が思いのほか高いということ。

はっきり書いちゃいますが、日本円だと1万円弱。
高いです・・・。

 
 
 
生地屋のおばさん、私にまたそんなことを言って・・・
いつものように、もう手に入らないよ!
と耳打ち・・・。
 
 
見る限りではミャンマーのものに間違いない。
ベースの生地の織り方がミャンマーのものと分かる。
 
多分、カチンの織物ではないかと・・・。

 

 
その織物は、とても色鮮やかで
見た目はメキシコや中南米の織物にも通じる柄と色。
 
 
出どころが確かではない織物や布。
ちょっと不満ですが・・・。
 
バックにしたら映える色柄であることは間違いない!
 
いつものように、買うしかありません(笑)
 
 
次の? 次の次の?バックに使うつもりです。
 
出来上がりをお楽しみに~。