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2014-09-09

本日の出逢い⑨

 
 ヤオ族。
 
広範囲に点在する山岳民族の一つで、
タイでは、チェンライ県を中心に分布。
 
タイ以外では、中国でも広範囲に。
ベトナム北部にまで及ぶ。
 
一般的にヤオ族と言えば、
刺繍が上手い手先が器用な民族と言われていて、
チェンマイの市場で見られるヤオ族の織物などは、
クロスステッチなどを駆使した、色鮮やかな刺繍が未だに人気です。
 
 
写真の山岳民族は、
大きく分けるとヤオ族に分類されます。
 
ランテン(ランディエン)族

と呼ばれている民族で、

ラオス北部、ボーケオ県ルアンナムターに多く居住している民族です。
元々は中国雲南省から南に下ってきた民族で、
独自の文化やスタイルを未だ維持しています。
 

写真は民族衣装で
女性の藍染めのワンピース型の衣装。
膝下くらいまでのロングです。
 
首元にはネックレスのようなシルクの糸のフリンジ状の
飾りが特徴的です。
これは、ピンクと白があるようです。
 
↓ 洗濯の為、フリンジは外しました。
 
 
ランテン族は糸から作ります。
紡ぎ、糸を染め、そして布を織ります・・・。
 
その藍色は、
何度も何度も染め液に浸けられ
黒に近い色になるまで染められます。
 
 
長々といろいろ書きましたが・・・。
 
 
で、、、今日の本題。
 
本日の出逢い。
 
この色褪せたランテン族の衣装です。
 
 
その黒に近い藍染の色が、
ここまで色褪せたインディゴになるまでに
どれだけの歳月が掛かったのでしょうか・・・。
 
素敵な藍色になっています。

作りもとてもシンプルで、余計な装飾はいらない!
というような・・・
こだわりのようなものも感じるスタイル。
 
ホツレや穴、接ぎあての布もたくさん・・・。
 
少し補修工事をしてから、
ポケットをつけたり、飾りをつけたり???
 
コートとして普通に着てみたい!
衝動に駆られまして、購入・・・(笑)
 

誰かが長く愛用して着ていた衣装なんでしょうね・・・。
 
それが今、私の手に。
大切に一針一針、
リメイクしてみたいと思いました。
 

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