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2015-03-31

本日の出逢い⑫




久しぶりに手に入りました。
約2年ぶり。
ラオスの古布。
  
ラオス北部のタイ族のパーロップという敷布です。


パーロップは、伝統スタイルを持ち
浮き織りの糸は天然染料を使って染めています。
素朴で気品ある二枚接ぎの織物です。


2013年の3月18日にも
詳しく書いてありますので

こちらもご覧ください。


http://atelier-ren.blogspot.com/2013/03/blog-post_18.html


昨年末に
ラオスに行った際、
これらの織物を見て来ました。

値段を聞くも、高すぎる・・・。

チェンマイで買ったほうが安いし
仮に、高くても欲しいという・・・
クオリティーでもない。

ということで、諦めた。



しかし今回、
市場で買ったパーロップ。

2年前と比べると
かなり価格が上がっています。



素晴らしく魅力的で、温かみある織物・・・

伝統に忠実で、手の込んだ織物・・・


歴史あるの織物には
限りがありますよね・・・。


値段が上がるのは仕方がないこと。

それだけ価値あるものに
なってきているということ。


だからこそ、
その価値ある織物や布たちが
私の手の中に入ってきたなら・・・


素材を十分に生かした
温かみある商品に。

欲を言えば
更に魅力的な商品に。

変化させたり。
生まれ変わらせる。

義務感や責任みたいものを感じています。


その織物や布たちと同じように
時代の引き継ぎみたいな・・・。

大袈裟みたいですが
歴史を背負っているような・・・。


少々考えさせられるんです。


素材の価値・・・。

いい素材を切り刻む以上
安易なものづくりはしたくはない。


更に気合をいれて
新しいものに挑戦していきたい。


今日のアトリエで
そんなことを考えていました。



インスタグラムも始めました~。

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